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現在わが国の三大死因は悪性腫瘍(癌)、脳卒中(脳出血、脳梗塞)、心臓病(心筋梗塞、心不全)です。癌の原因の一つとしては喫煙が知られています。一方、脳卒中、心臓病の原因のほとんどが動脈硬化に基づきます。動脈硬化を促進する危険因子としては高血圧、糖尿病、高脂血症(高コレステロール血症、高中性脂肪血症)、喫煙が知られています。
進行した癌や脳卒中、心臓病では症状(痛み、麻痺、呼吸困難)がみられますが、早期癌や動脈硬化危険因子の段階では症状がほとんどありません。癌は早期であれば外科的摘除によって、後遺症を残さずに完全に治癒します。また、動脈硬化危険因子が認められても、生活習慣の改善や薬剤内服から動脈硬化促進が予防でき、一生脳卒中や心臓病にならずにすみます。
人間ドックの目的は癌や動脈硬化を初期段階で発見、つまり早期発見して病気の進行を予防し天寿を全うしていただくことにあります。従いまして日頃健康だと思っておられる皆様も癌や動脈硬化などの生活習慣病の早期発見と予防のため 、壮年期を迎えたら1年に1度は人間ドックを受診され、健康管理にお役立て下さい。
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